
「弘前ねぷたin神戸2025」が5月30日から、神戸ハーバーランド高浜岸壁(神戸市中央区東川崎町1)で開催される。主催は青森県弘前市。
FDAの飛行機やポートタワーを形どった「組みねぷた」(2024年の様子)
2020年3月に「フジドリームエアラインズ」の直行便が神戸・青森間に就航したことがきっかけで、2022年から毎年、神戸で開催している同イベント。関西圏から青森へのアクセスが容易となったことから、国の重要無形民俗文化財に指定されている「弘前ねぷた」の魅力を神戸市民に伝え、8月第1週に弘前市内で開催される「弘前ねぷたまつり」への誘客を図っている。
4年目となる今回は、大型ねぷたの展示やねぷたばやしの演奏のほか、昨年初めて行い好評だったという「ねぷた練り歩き」も行う。併せて、神戸市の事業として昨年から開始した市内の若手クリエーターによる神戸オリジナルの「弘前ねぷた」制作プロジェクトの紹介も行い、昨年度に制作した「神戸ねぷた」の展示や練り歩きも予定している。
弘前市国際広域観光課の花田美賀子さんは「神戸のクリエーターに昨年制作いただいた『神戸ねぷた』を今年一緒に運行できることがうれしい」と話す。「今年はイベントとしても、ご当地アイドル『りんご娘』のミニライブや弘前市名物のアップルパイの物販などもあるので、多くの方にお越しいただきたい」とも。
5月30日は18時30分から、オープニングセレモニーを行い、5月30日・31日は20時から「ねぷた練り歩き」を行う。日中は10時30分からねぷたばやし演奏を披露する。6月1日14時まで。